と Seedance 2 はどちらを使うべきか

当サイトでは 2026 年 8 月 1 日から MiniMax H3(ハイルオ 03)が使えるようになり、既存の Seedance 2 と 2 つの動画モデルを選べるようになりました。
結論から言うと、2K の画質を安く出したいなら H3、素材を持ち込んで細かく制御したいなら Seedance 2 です。H3 は 5 秒 70 クレジットで 2K(実測 2560×1440)、Seedance 2 は同じ 5 秒で 720p が 130 クレジット、1080p が 330 クレジット。一方で参照動画・参照音声を使った制御は Seedance 2 だけが対応しています。以下、同じ日本語プロンプトで実際に生成した結果と、項目ごとの違いを載せます。

どちらも 5 秒から試せます。迷ったら同じプロンプトで 1 本ずつ作って見比べるのが確実です。

先に結論

細かい仕様の前に、使い分けの目安を 3 つに整理します。

画質あたりの安さは H3

H3 は 2K(2560×1440)が 5 秒 70 クレジット。Seedance 2 は 720p(1280×720)で 130 クレジット、1080p では 330 クレジットです。つまり H3 は、Seedance 2 の 720p より安く、解像度は上になります。SNS やサイト掲載用の短尺なら H3 が有利です。

持ち込み素材での制御は Seedance 2

Seedance 2 は参照画像 9 枚に加えて、参照動画・参照音声(各 3 件)にも対応しています。既存の映像の動きを移したい、特定の声に口を合わせたい、といった用途は Seedance 2 でしかできません(H3 も本体は対応していますが、当サイトでは未対応です)。

下書きを大量に回すなら Seedance 2

Seedance 2 は 480p を選べば 5 秒 60 クレジットまで下がり、H3 より安く試せます。構図やプロンプトを何案も比べる段階では 480p の Seedance 2、仕上げは H3、という使い分けも有効です。

同じプロンプトで生成した比較

まったく同じ日本語プロンプト(夜の東京の裏路地・雨上がり・傘をさした女性・横移動のカメラ・雨だれと環境音)を、H3(2K)と Seedance 2(720p)にそれぞれ 1 回ずつ入れた結果です。H3 は「傘をさした女性が歩く」という指示をそのまま画にしたのに対し、Seedance 2 は路面の反射を主役にした構図になりました。各 1 回の生成なので断定はできませんが、指示の再現性の違いが出やすい例です。

MiniMax H3(2K・70 クレジット) / Seedance 2(720p・130 クレジット)

音声もどちらも同じ 1 回の生成で付いています。音を出して比べてみてください。
  • 【MiniMax H3・2K】夜の東京の裏路地。雨上がりのアスファルトにネオンが反射している。傘をさした女性がゆっくり歩き、カメラは横に滑らかに移動する。雨だれと遠くの街の環境音。
  • 【Seedance 2・720p】夜の東京の裏路地。雨上がりのアスファルトにネオンが反射している。傘をさした女性がゆっくり歩き、カメラは横に滑らかに移動する。雨だれと遠くの街の環境音。

【Seedance 2・720p】夜の東京の裏路地。雨上がりのアスファルトにネオンが反射している。傘をさした女性がゆっくり歩き、カメラは横に滑らかに移動する。雨だれと遠くの街の環境音。

項目ごとの違い

以下の数値は、当サイトで実際に生成したファイルを確認した実測値と、各モデルの公表仕様です(2026 年 8 月 1 日時点)。

解像度

H3 は選択肢がなく常に 2K。実測 2560×1440 でした。Seedance 2 は 480p / 720p / 1080p から選べ、720p の実測は 1280×720 です。高い解像度が常に要るなら H3、下書きを安く回したいなら Seedance 2 の 480p が使えます。

料金(5 秒あたり)

H3 は 2K で 70 クレジット。Seedance 2 は 480p 60 / 720p 130 / 1080p 330 クレジットです。2K が 720p より安いという逆転が起きているのは、H3 の秒単価そのものが安いためで、MiniMax も公式に「2K の秒単価は主流モデルの 3 分の 1 未満」と説明しています。

長さ

H3 は 5〜15 秒、Seedance 2 は 4〜15 秒。上限は同じで、Seedance 2 のほうが 1 秒短いところから始められます。どちらも秒数に比例してクレジットが増えます。

音声

どちらも映像と同じ 1 回の生成で音声まで作ります。実測では H3 が 32kHz ステレオ、Seedance 2 が 44.1kHz ステレオでした。Seedance 2 は音声生成のオン / オフを選べますが、H3 は常に音声つきです。

参照入力

当サイトで使える範囲では、H3 は参照画像 最大 5 枚、Seedance 2 は参照画像 最大 9 枚に加えて参照動画・参照音声を各 3 件まで使えます。動きの移植やリップシンクなど、素材ありきの制作は Seedance 2 の担当です。

モデルの公開状況

H3 は MiniMax が 2026 年 7 月 31 日に公開し、近日中にモデルの重みを公開する計画も発表しています。Seedance 2 は ByteDance のモデルで、重みの公開予定は発表されていません。

Use cases

用途別の選び方

実際の制作でどちらを選ぶか、よくある 4 つの場面で整理します。

1

SNS・広告用の短尺を作る

H3。2K で 5 秒 70 クレジットなので、掲載に耐える画質を一番安く出せます。

2

手持ちの写真から動かす

どちらでも可能。開始フレーム画像はどちらも指定できます。人物の一貫性を強く保ちたいなら参照画像を 9 枚使える Seedance 2 が有利です。

3

既存の動画の動きを移す・声に合わせる

Seedance 2。参照動画・参照音声に対応しているのは現在 Seedance 2 だけです。

4

案を何本も比べる

Seedance 2 の 480p(5 秒 60 クレジット)で方向性を決め、決まった案だけ H3 の 2K で作り直すのがクレジット効率の良い流れです。

FAQ

比較についてよくある質問

どちらを選ぶか迷ったときに確認したいポイントです。

1

結局どちらが画質は良いですか?

解像度で言えば H3 が上です。H3 は常に 2K(実測 2560×1440)で、Seedance 2 は最大 1080p です。ただし 1080p の Seedance 2 は 5 秒 330 クレジットで、H3 の 70 クレジットの 4 倍以上かかります。同じ予算なら H3 のほうが高解像度を多く作れます。

2

MiniMax H3 が 2K なのに Seedance 2 の 720p より安いのはなぜですか?

モデルごとの秒単価が違うためです。当サイトのクレジットは各モデルの実際の利用料に比例して決めており、H3 の秒単価が Seedance 2 の 720p より低いため、そのまま逆転しています。MiniMax 自身も公式発表で、2K の秒単価は主流モデルの 3 分の 1 未満だと説明しています。

3

同じプロンプトなら同じ映像になりますか?

なりません。モデルが違えば構図もカメラワークも変わります。このページの比較例でも、H3 は人物と傘を指示どおり描き、Seedance 2 は路面の反射を主役にした構図になりました。各 1 回の生成結果なので、傾向の参考としてご覧ください。

4

両方を切り替えて使えますか?

使えます。生成画面のモデル選択でいつでも切り替えられ、クレジットは共通です。詳しい仕様は MiniMax H3 の解説ページ、料金は 料金ページ をご確認ください。

同じプロンプトで、両方試してみる

比較はページで読むより、自分のプロンプトで 1 本ずつ作るのが早いです。どちらも 5 秒から試せます。